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マンチェスターシティ悲願のCL制覇へ 後編

後編は今季のシティのここまでの分析とCLグループリーグの展望だ。

今季のシティは去年怪我で使えなかったベンジャミン・メンディを左SBにスタメンで置き、左サイドから矢のようなクロスで開幕戦からアシストを量産している。昨季はデルフが一人で左SBを担っていたが、より攻撃的にいきたい時はメンディ、守備的ならデルフと使い分けできそうだ。さらにCBではラポルトストーンズが今のところ組んでいる試合が多い。ラポルトは去年ビルバオから冬加入したが、左SBという慣れないポジションを任されたりして本来のパフォーマンスを発揮できていなかった。だが今季は本職のCBを担い、ここまで及第点以上の活躍を見せている。ストーンズもワールドカップの経験から自信をつけ、素晴らしいCBへと成長しつつある。

では攻撃面の話に移る。アグエロスターリング、ベルナルドシルバの3トップが多い。この3トップにダビシルバが中心となって奏でる攻撃は爆発的な破壊力で衰えを知らない。昨シーズン大活躍のサネに関しては練習態度が悪かったりとベンチ外の時もあったり、コンディションが悪くミスが目立ち、スタメンの座から下ろされている。新加入のマフレズはベンチスタートが多く、後半から出る場面が多いもののイマイチまだフィットしていないといったところか。 そんなシティだがCLのグループリーグはこのように シャフタール ホッフェンハイム リヨン と同じ組になり、なかなか厄介なグループに入ったという印象。共通して言えるのは3チームとも攻撃力が高くホームでは滅法強い。ホームのエティハドで確実に勝たないとかなりの苦戦を強いられるかもしれない。